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幸せになる方法

「どうすれば幸せになれるんだろう?」

多くの人が一度は考えたことがあるこの問い。しかし、その答えは一つではなく、人によって「幸せ」の形は様々です。

正直、幸せとは何かを正確に表現することを、私にはできません。

ただ、生きる上で「こう考えたらよくね?」「大体こういうもんじゃね?」と、現代の日本社会における日常生活に近似した答えを自分なりに出していこうと思います。

目次

幸せの土台となる「ウェルビーイング」

まず、「幸せ」を考える上で参考になるのが、WHO(世界保健機関)も提唱している「Well-being(ウェルビーイング)」という概念です。

ウェルビーイングとは、単に病気ではないというだけでなく、以下の3つの要素が満たされた状態が、中長期的に続くことを指します。

  1. 身体的な健康:病気や怪我がなく、体が元気であること。
  2. 精神的な健康:メンタルが安定し、心が健やかであること。
  3. 社会的な健康:良好な人間関係を築き、社会の中に自分の居場所があること。

身体が健康で、心が健康で、社会的にも健康である状態が、幸せになるための基礎的な条件だと私は考えます。

この3つが揃っていると、毎日「さあ、今日も一日頑張ろう!」と前向きな気持ちでいることができます。

正確な考えとは遠いかもしれませんが、毎日気分よく生活できていれば、それは幸せだと私は考えています。

幸福度を左右する「良好な人間関係」

3つの健康の中でも、人間関係のつながりは特に重要です。

ハーバード大学の成人発達研究では、人の幸福度を左右する最大の要因は、富や名声ではなく「良好な人間関係」であると結論づけられています。

この方の著書である『GOOD LIFE』、素敵な本でした。

幸せとは何かを哲学的に考えるのではなく、実際に研究で調べようとするアプローチが素晴らしい。

*ハーバード大学 成人発達研究

1938年から、ハーバード卒の男性268人とボストンの都市部で育った男性456人(恵まれない地域)を長期に追跡している研究で、現在は第二世代の追跡も始まっており、通算2000人以上が対象になっている大規模で長期的な研究。

この研究の結果、困ったときに頼れる人がいる、自分の弱みを見せられる相手がいる。そうした質の高い人間関係を持つ人は、心身ともに健康で、幸福度が高い傾向にあることが分かりました。

今、隣にいる人は何を考えているのか?

夜泣いてしまったとき、電話をかけられる友人はいるか?

交友関係を放置していないか?

こういう部分を大切にしていると、幸せだと感じやすいのでしょう。

「与える人(ギバー)」が幸せになる理由

では、どうすれば良好な人間関係を築けるのでしょうか。

そのヒントが、心理学者アダム・グラント氏のGIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代に書かれています。

そうです。

  • ギバー(人に惜しみなく与える人)
  • テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)
  • マッチャー(損得のバランスを考える人)

この3つのことですね。頂き少女りりちゃんのマニュアルにも載ってたやつです。

ギバーとは、見返りを求めず、人に与えることを優先する人のこと。

研究によれば、最も成功するのも、そして最も成功しないのも「ギバー」だそうです。

成功するギバーは、他者に与えることで信頼や人脈を築き、結果的に大きな成功と幸せを手にします。一方で、成功しないギバーは、自己犠牲的に与え続け、テイカー(奪う人)に利用されてしまいます。

大切なのは、「与える」という行為そのものではなく、誰に、どのように与えるか。

相手を思いやり、与える姿勢を貫きつつも、自分をすり減らさない境界線を引くことが、結果的に良好な人間関係と幸せを引き寄せる鍵となるのです。

「不幸」になる条件

幸せについて考えることは、同時に「不幸」とは何かを考えることでもあります。

私たちが日常で感じる不幸の多くは、2つの要因に分けられます。

他者との比較による不幸

インターネット、特にSNSの普及により他者の生活や価値観が否応なく目に入り、自分と比べてしまう機会が増えました。

これは、自分の幸・不幸の基準を他人に委ねてしまう「他者依存」の状態とも言えます。

『鬼滅の刃』の最初、富岡義勇さんは「生殺与奪の権を他人に握らせるな」と言ってましたよね。

自分が幸せかどうかを他者と比べて決める、他者に決めてもらうことは「生殺与奪の権を他人に握らせている状態」です。

SNSを見るのを止めましょう。コメント欄、リプ欄、アルゴリズムにオススメされたものを見ないようにすると、幸せに近づけます。

スマホは物理的に遮断しましょう。タイムロッキングコンテナがオススメですよ。ガチで。

コントロール不可能な外部要因

虐待や暴力など、自分の意思ではどうにもできない一方的に与えられる苦痛がある場合、不幸に近づきます。

イジメられている・虐待されている状態で幸せになるのは難易度高すぎて無理ゲーです。

これは自分の心の持ちようだけでは解決が難しいので、絶対に助けを求めましょう。

自分らしい幸せを見つける方法

幸せの形は人それぞれです。

ある人にとっては「常に楽しいこと」を追い求めることが幸せかもしれませんし、別のある人にとっては「大きな目標のために苦労すること」自体が幸せかもしれません。

大切なのは、自分にとっての幸せの形を見つけることではないでしょうか。

自分自身を深く理解する

自分が何をしたら幸せを感じるのかを分析しましょう。

あなたは何が好きで、何が嫌いですか?

どういう人に憧れて、何の練習をしていますか?

自由な1年が与えられたら、何を達成したいですか?

何を幸せと感じるかは人によって違います。

確かに、身体・心・社会的に健康で、良好な人間関係を持ち、生きる意義を感じる人は幸せを感じやすい傾向にあります。

しかし、まずは自分がどういう人なのかを本気で考えてみるのはどうでしょうか?

試しに質問をします。

あなたの長所は何ですか?

……それは、本当にあなたの長所で間違いないですか?

自分がどういう人なのか、分析しましょう。

頑張らなくてもできる「才能」に気づく

ここで言う「才能」とは、特別なスキルだけではありません。

「自分にとっては当たり前で、頑張らなくても自然にできてしまうこと」こそが、あなただけの才能です。

私は、幸せとは何かを考えたり、生きる意味とは何かを考えるのが好きです。数学も、高校数学レベルならすぐに理解できます。ボードゲームのルール把握も早いです。スポーツもそれなりにできます。

しかし、絵を描くのはできませんし、共感する力もあまりありません。察するのも遅いです。お酒も弱いです。

この「自然にできること」を生活や仕事の中心に据えることで、ストレスを最小限に抑えながら自分の強みを活かすことができます。オススメです。

物事の捉え方を変えてみる

同じ出来事でも、それをどう解釈するかで幸福度は全く変わってきます。

童話『青い鳥』では、頑張って探してた青い鳥が、なんと自分の家にいたことに最後気が付きます。

これは、家にいたはずの赤い鳥が青い鳥に見えるようになった。つまり、自分にとっての幸せというものを再定義した、解釈を変えたと言えます。

旅の経験を通して物事の見方が変わった結果、身近な幸せに気付いたわけです。

今ある環境の中に、実はたくさんの「幸せ」が隠れているのかもしれない、と少し視点を変えてみることも大切です。

幸せとは、思ったより早く手に入るものです。

まとめ

幸せとは「身体的・精神的・社会的に満たされたウェルビーイングな状態」と言えます。というか、一旦そう考えます。

その土台となるのが、自分自身を深く理解し、心の余裕を持つ「精神的充実」です。

精神的な余裕が生まれると、他者に対して「与える人(ギバー)」として接することができるようになり、それが「豊かな社会的つながり」を育みます。そして、その良好な関係性が、さらに私たちの幸福感を高めてくれます。

幸せはお金だけで手に入るものではなく、周りの評価に振り回されるものでもありません。

まずは、自分にとって「何をしている時に気分が良いか」を意識することから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事が、あなた自身の「幸せ」の形を見つめ直すきっかけになれば幸いです。

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